小夏の大冒険

ちよつとした違和感から世界の秘密へ思考は冒険する

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市場と医者と土星

3題話シリーズその4?


普段日本語でモノを考えているから忘れがちになるけど、
英語でモノを考えている人の気持ちになって、ちょっと考えてみたい。。


その1.
市場(いちば)と言えば魚やら肉やら野菜やら、生鮮食品を売り買いしている所を思い浮かべる。築地とか。

しかしこれが築地じゃなくて、兜町だったら? 北浜とかでもいいが。

証券取引所がある。株が売り買いされている。
イチバじゃなくて、シジョウと読んだりする。
今はもう場立ちなんかいない。最先端のシステムの中で取り引きが行われているイメージがある。

しかし英語で言うなら、どっちも market だわな。どっちも同じ言葉で表現される場所だ。
何だか証券取引所の方だけが妙にオシャレな洗練された場所のように思えてしまうんだが。
英語ネイティブの人ならそんな偏見を持ってはいない。多分。だって同じ言葉なんだから。
しかし英語なら、market と言う時にいちいち「食品の? 株式の?」という確認を付け加えなくてはならない。
結局どっちの場所もやってることは大して変わらない、売買でバタバタしてるだけ。


その2.
医者のことを doctor と言うけど、doctor は本来、博士号を持っている人に対してつけられる呼び名のはずだ。
とすると、医学以外の博士の人も十把一からげにdoctorと呼ばれるわけで、そのことに何か、違和感がある。
分野は何でもよくて、要は大学院の博士課程を修了していることなんだと言われても。
他に適切な呼び名がないことにも。

日本語で考える限り、医者とはひとつの職業であり、医者と学者は別な職業としか思われないのだが。
研究職じゃなく臨床医ならなおのこと。


その3.
土星と言えば日本では、あの大きな輪のある惑星であり、それ以上の意味は誰も考えたりしない。
しかし英語で土星と言えば saturn であり、それはそのまま悪魔を意味する。
英語圏の人々は、実際に土星関係の──天文や宇宙開発に関連する職業の人までもが、日常的に土星を悪魔と呼んでいるのである。
それは即、邪悪なイメージと結びつくことだろう。
別に土星が自分をいじめたわけじゃない。なのに。

ということは saturn の日である saturday つまり土曜日にも、邪悪なイメージを持つ人が多いんではないかという仮説が考えられる。
日本で土曜日と言えば休みだったり、働く時間が短かったりで、「休息」とかそういう「良い」ものしか思い浮かばないのではないか。
なんでこんなに悪く思われなくちゃいけないの。

理由は、あるらしい。
あの輪のあるオモシロイ形をした惑星は、実はれっきとした悪魔由来である理由が、ちゃんとあるという。



番外:
「初期値」を意味する default という単語が、そのまま「債務不履行」とか「欠席」とかいう妙にネガティブな意味も持ち合わせてしまうのは、日本人には結構違和感ではないだろうか。

日本で「初期値」というと新品とか、手つかず、開始といったどちらかというと「良い」イメージすらある。
「ふりだしにもどる」みたいなイメージもあり、これだとどうにかネガティブな印象を与えることもできるが、初期値であることは日本ではそんなに悪くはないんじゃないか。

英語圏では手つかずはよろしくないことであり、何らかの手を加えられたものを良しとする文化なのだろうか。新鮮味がなくなっても加工されたものを尊ぶのですかね。


番外2:
あー。ところでまた解散しちゃいましたね。
思い出すわあ。2年前の前回の解散を。
野田前総理に解散を迫るアベチャン。
実際のやり取りの詳細は『大摩邇』さん(右のリンク欄から飛べます)でも参照してください。
安倍:「解散しないんですか」
野田:「しますよ。近い将来に」

その翌々日、野田氏は本当に解散を発表し、アベチャンやや慌てる。

ここで野田氏の発言した「近い将来」というのはまさに、英語で言うなら day after tomorrow ということだろう。
そしてそれは同時に「あさって」をも意味する。
英語で考えると非常にわかりやすい「アサッテ解散」だったわけだ。
そしてまたこれは、「近い将来」と「day after tomorrow」をかけた、野田氏一流のアメリカンジョーク? だったのに、このことを誰も~どのマスゴミも~取り上げなかった。
誰かわかってやれよォ……

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