小夏の大冒険

ちよつとした違和感から世界の秘密へ思考は冒険する

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落合信彦式英語学習法~後編~

(昨日から続く)
いいのかそれで? まいっか。


先に断っておくと、あたしは落合氏が「スゴイ人かどうか」にはほとんど興味がない。
(だからリアルに面識があったら嫌われていたかも)
ただ、「大本営発表とは違うモノの見方がある」ことに気づかせてくれたことがすごくうれしかった。

80年代、「国際ジャーナリスト」という肩書で華々しく、氏はなぜかビールのCMでデビューした(…のかよ)。
一時は何だかすごく持ち上げられていた。
やれ、CIAに知人がいるとか、オイルビジネスでひと山当てたとか……etc.

しかし持ち上げた後、突き落とすのがマスコミの常套手段。
一転して今度は盛んにバッシングを受けるようになった。
やれ、オイルビジネスで「当てた」のではなく、どうにもならなくなって日本に帰国した、とか、
実は大風呂敷のホラ吹きだとか、
果ては意外に背が低い(大きなお世話だ)まで。

それにしても大した理由もなくただ、
「あいつ態度デカイから気に入らねえ」だけで叩かれたというわけでもなさそう。
やっぱり著作の中にいくばくかの真実、権力者にとって知られちゃヤバイことを含んでいたからでは。
そして、
「これは小説なんだ。この人は単なる作家なんだ」ってことにしてお茶を濁す必要があった……と考えた方がしっくりくる。

で、そのバッシングされていた90年代半ば頃、宝島社から「宝島30」なる、30歳ぐらいの層をターゲットにした雑誌が出ていた。
確か2、3年で休刊になったが、バブル期のバンドブームの恩恵を受けたのか、当時の「宝島」は羽振りがよかったんだろう。
雑誌のテイストとしては「噂の真相」と「創」を足して2で割って、さらに薄めたような感じ。

その「宝島30」のとある号に、かつて落合氏と同級生で、某県某市の図書館長を経て、その後その県のどっかの大学で研究者をしている人がインタビューを受け、氏について語っている記事があった。

あたしは落合氏とは面識がないが、実はその人とは面識がある。
しかしその人が同級生だったことは記事を読んで初めて知った。
その人は、あたしが氏の愛読者であることを知っていたフシがあるのに、自分が同級生だったことは教えてくんなかったよー。

記事は、バッシングを期待する読者の願望に沿ったものだった。
やはり学生の頃から落合氏は、話がデカくてホラ吹きの傾向があったという内容だ。

しかし。

たったひとつ評価できる点があるという。

それは、自力で英語をマスターしたこと

「僕は落合に、英語を教えてほしかったんですよ」(記事より)



人は皆誰でも、おとーさんとおかーさんの子である。

以前落合氏が著作で、自分の両親について書いていた。
「親父はとにかく話がデカイ。自分をエラく見せようとする。競輪、競馬が趣味。母と結婚する前にも結婚歴があったが、母はそのことを知らなかった。結婚後も浮気していた。
一方母親は、30歳で初婚。働くことを美徳とし、生保レディーをして家計を支えていた」
とのこと。

氏の、話がデカくて自分をスゴイ人に見せようとする性質は、そのまま父親から受け継いだものではないのか。
しかしそれと同程度に、母親から受け継いだ性質も、見逃すことはできない。

コレと決めたことは、こつこつと努力することを厭わず、手に入れるまでがんばる。
まさしくそれは、母親のものでは。
アメリカへ留学する前に既に氏は、日常会話には十分困らないほどの英語ができていた。
日本にいながら、どうやって英語を身につけたのか。

ひとつは、映画。
一日中映画館に居座り、同じ映画を何度も繰り返し見る。
ご家庭用のビデオなんかない時代。それでも手段は、探せばあるのだ。

そしてもうひとつは。

例えば日曜の朝とかに、有名な観光地(雷門とか?)に張り込んで、英語を話す外国人観光客を探す。
そして「案内しようか?」と声をかけ、その日の行動を共にする。
「だから俺ぐらい、教育に金かかってない奴はいないよ」(落合氏の談・著作より)


本気で英語をマスターしたいと思うなら、みんなこれやりゃいいのにね。
英会話スクールとかに高い金払うよりは。








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