小夏の大冒険

ちよつとした違和感から世界の秘密へ思考は冒険する

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ALWAYS 二丁目の夕日

桐島洋子が驚いた。

街でお茶してたら(だったか。かなり昔に読んだエッセイ本の記憶を頼りに書いているのでかなり曖昧)、ふいに選挙カーからの演説が聞こえてきて「オカマ、オカマの、東郷健。参議院議員立候補、オカマ、オカマの東郷健がまいりました」
と。

立候補者がオカマであることをわざわざ大声で喧伝するとは何事かというようなことを、桐島氏はその本で述懐していた。
そんな、昭和のある日。


内田裕也でもマック赤坂でも羽柴誠三秀吉でも、イロモノ系のインディーズ候補と言われる人達は、本当に根っからイロモノなのか?

なこともあるまい。
商売で成功して、金あって目立ちたいだけ? いや。
だったらそもそも商売で成功できんだろう。

彼らが成功するまでに積み重ねてきたものを一瞬で無にしてしまうかのように、
選挙というイベントとなると、ひたすらお笑いキャラとして消費される存在に成り下がってしまう。
マジで当選できると思っているのか。と。

こと東郷健に関しては、実際、一般の人々が思っていたよりはるかに、政界にも顔が利いていたようだ。
現在新宿二丁目にボス的存在の人がいるのか知らないが、存命の頃はかなりの地位を築いておられたらしい。

しかし新宿二丁目がゲイタウンという認識が一般の人にも浸透したのって、ここ10年ぐらいじゃない?
知ってた? あたしは知らなかったぞ。
そこから徒歩5分程度にあるゴールデン街の方なら、文化人やら芸能人やらそうそうたる顔ぶれが集う街として有名だったけど。
ざっと思い浮かぶだけでも、赤塚不二夫、赤瀬川原平、南伸坊、髙平哲郎、山下洋輔、坂田明、筒井康隆、篠原"ゲージツ家のクマさん"勝之……そしてタモリ。順不同、いわゆるあっち系のコネクション、まだまだいるはず。
(ちなみに筆者は坂田明トリオの、山下洋輔の後任になった人に、ちょこっとだけピアノを習っていたことがある。まあどうでもいいか)

話を戻す。

東郷健が、それほどエライお方であることを、↓この本を読んで初めて知った。
どのみち古書だし、商品画像も出たり出なかったりするかもだけど。



内容(「BOOK」データベースより)
芸能界の「秘密の橋」とは―。実名ノンフィクションの衝撃。華やかなスターの座を獲得するために、彼らは何を犠牲にしたのか。闇の奥に隠された「芸能界の真実」をいま明らかにする―。


とても素直な文体。読みやすい。作家にありがちな、変にヒネった表現で読者の関心を引こうとするところがない。
編集者の直しが入ってるのではあろうけど。


いいとも青年隊は、二丁目青年隊だったとは。近所のゴールデン街系で「いいとも」司会だったタモリはどう思っていたのだろう。

森進一は、元々はキレイな声をしていたとは。これは驚き。

古賀政男センセイの人となり。何というか、その、なかなかジャニーさんにも負けないキャラの濃さ。
明治大学マンドリンクラブがしんみり奏でる古賀メロディーを聴いただけでは見えてこない。

有名歌手、俳優の自殺の真相、元首相と某歌手の関係等は、ネット上でもいろいろ感想が飛び交っているようだからここでは省略。

川口の貧しい家に生まれて、やがて芸能界入りという著者の経歴は、あたしの中でなぜか大場久美子とカブる。

……

などなど。


そして現在も二丁目は二丁目であり続けるし、芸能界志望者も二丁目に限らず次々に沸いてくる。

最近だとイコリハイミラン…、いやケータイ大喜利のレジェンドじゃなくて、イコリハイミランを逆から読んだ名前の人なんかも、
ガラスの橋を「渡っちゃった」人だったのですかね。


ところで冒頭の、桐島洋子が驚いていたことを書いた本は、どれだったか思い出せないけど、以下のどれかだったかも知れないし、全く別の本かも知れない。






男も女もレインボー。
オカマもネカマもレインボー。


───二丁目関連をとり上げたのは、やっぱり避けて通れないから。
別に好きだからではない。
BLなんか興味ない。あたしは腐女子じゃねー!!


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