小夏の大冒険

ちよつとした違和感から世界の秘密へ思考は冒険する

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アクセス数稼ぎの便乗記事

話題のニュースをとり上げるとアクセス数アップが狙えるのはわかるけど。
なんか、今これについて書くと、いかにもな便乗記事みたいで…結果としてそうなっちゃってるかもだけどまーいっか。
なんで今回のカテゴリは「音楽」じゃなくて「時事」にする。

えー何? ヒノテルが中学生を往復ビンタ、…と。

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ヒノテル? ああ日野てる子さんか。





 





(画像はイメージです)






使い古されたボケはこれぐらいにして、単なるワルノリ動画がネットやら週刊誌やらでここまで"バズって"るのか。
そう。そもそも「わるのり」なる言葉の語源は、まさにここ──プレーヤーがこんなになっちゃってる状態──から来ている。

今どきのヒトの多くは、なんで彼がひとりであんなに盛り上がっちゃってるのか、わけわかんないんじゃないだろうか。
自ら楽器をやらない、やっても音符の決まった曲しか奏でないような人には???だろう。

しいて言えば、「カラオケでマイク握って離さない人」がそれに近いと言えば近いが。

今ならわざわざバンドを組まなくても打ち込みで曲できるし。
思えば再生機能しかない(録音できない)ウォークマンが登場して以来、音楽は出来合いのものを一方的に受身で聴かされるモノになり下がったのか。。。

クレージーキャッツがミュージシャンしていた時代、
ドリフターズがマジでビートルズの前座をやったような時代に青春を過ごした世代あたりの人々は、
結構よくあることだと、感覚的に、まだ、わかるかも。
クレージーはこういう状態、時々ネタにしてた記憶がある。

よくある。既にプロになった人でも結構やらかすんだこれが。
さすがにビッグバンドではやらないけどな。あれ、オーケストラみたいなもんだから。

一番迷惑を被ったのは、バンドの他のメンバーの子達だったろう。
曲の途中なら、どっから入っていいかわかんなくなる。

なぜ「ドラムが」そうなってしまうのか、なんかわかる。
他の楽器がどんなキーで演ってても、ドラムはやることが変わらないからね。
音程ないから。
てことは、どんな曲にもすぐ合わせられる。それはすごい武器でもある。
ゲームに喩えると、あー、やらないからやっぱよくわからんけど、それ持ってるとかなり有利に進められるアイテム?
そうなると、それ持ってる俺スゲー、という全能感に至ること必至。

演奏する側がこんなんなっちゃうことがあるから、
過激で知られるメタルとかパンクよりも、ジャズはある意味過激な時もある。

すわ虐待だと、ここぞとばかりに騒ぐマスコミ──どことは言わんが──を抑えて、
本人とお父さんが別なマスコミで──どこだか忘れたが──それは誤解だと述べ、鎮静化した様子。


巷には、演奏家としては有名でも教えるのは下手な人も少なくないけど、その点、日野さんはまちがいなく、ちゃんと教えれる人だよ。
見たんか~と言われれば、一度だけ見た。テレビで。

80年代前半頃やってた萩本欽一の『週刊欽曜日』でゲスト出演し、欽ちゃんバンドにフリージャズを教えていた。
その時の映像がないかとようつべを探したんだけど、ついに見つからなかった。
ある回もあるのに。
映像と動画アップする権限を持っている人は、ぜひ上げてほしい。
吉田拓郎のドラ弾き語りの回とか、小泉今日子のアカペラの回とか、はあった。

ようつべになかったけど印象に残っているものとして、彼らに1日2曲を演奏させた小林亜星の回は、さすが作曲家だった。
日野さんの回も、教えのうまさではそれと双璧をなす。

まちがえないように弾こうとか、いい曲を作ろうという気持ちをとりあえず排して、楽器を使って感情を表現する。そして楽器同士で対話する。そんなことをやってた。
それで、ドラムスの小西博之が日野さんのトランペットと音を合わせた際、確かに、あのアドリブならではの、リアルタイムで空気が溶け合う瞬間があった!……時間にして2、3秒かと思うけど、観覧していたお客さん達も、おぉーっ!! となる表現ができていたのだ。
キーのある楽器ではなかなかこうはいかない。かなり上手くないと。


しかし、中学生? 日野さんが本気でしごいたら、学校なんか行かせてもらえないってばよ。
あの人自身子供の頃から、やはりミュージシャンだった父親から、弟の元彦氏と共に、プロで食っていくべく徹底的に音楽とタップダンスを仕込まれていたはず。学校もろくに行かずに。

これもやっぱりテレビだけど、週刊欽曜日とは別な番組で、いつごろのオンエアかも覚えていないけど、
本人、母親、奥さん(アメリカ人?)、元彦氏がファミリーで出ていたのを見た。
だから元彦氏存命中ではあったはずだけど。

「あれ? お前、修学旅行行かせてもらえたっけ」
なんて話をフツーに兄弟の会話として元彦氏としてて、おいおい、と思ったけど。

日野母も、とても上品な老婦人ではあったけど、
奥さん(母から見ると息子の嫁)のことを、
「彼女は私に似てるの。晧正の3度目の妻なんだけど、私も晧正父の3度目の妻なのよ」
と。

人種の違う娘さんを「私に似てる」と嬉しそうに話す日野母のことも、まあ、おいおい、とは思ったけど。


(関連記事:『ダンスの天才』)

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